電話機能

実際、アップル社の携帯電話という事で話題になったのですから、そこに異論の余地はないでしょう。
しかし、実際はどうかというと、携帯電話としての価値以上に、他の機能に関する需要が強いようです。
というのも、iPhoneが発売されてまもなく、アップル社はiPhoneから電話機能を除去したモデルを発売したからです。
これは、『iPod touch』と呼ばれる商品です。
携帯電話から電話の機能を取り除くというのは、本末転倒も甚だしい様な感じがします。
例えるなら、肉を抜いたハンバーガーといったところでしょうか。
しかし、アップル社のこの姿勢には明確な意図がありました。
iPhoneの発売が決定した際、このiPhoneはiPodに電話の機能が付いた物、というニュアンスで紹介されていました。
ただ、アップル社にとっては、そうではなかったようです。
電話機能はオマケ、いや、注目される為の要素の一つに過ぎない、といったところでしょうか。
画像
iPhoneは、タッチパネルを採用している事で、キーパッドのスペースが要らない分モニターが大きくなっています。現在、日本で発売されている携帯電話の画面のサイズは2.4インチが主流で、ワンセグ用でも最大3.1インチとなっています。
しかし、iPhoneは3.5インチの画面で、画像、動画を見ることができます。
この差はかなり大きいですよね。
iPhoneは、通話機能よりもそれ以外の部分を重視した作りのように思われます。
よって、静止画、動画を問わず、様々な画像を閲覧する為に最適と言えるツールやサービスが搭載されています。
その際たるサービスが、Youtubeの最適化でしょう。
Youtubeといえば、今やインターネット上における動画閲覧の主流となっているポータブルサイトですが、このYoutubeの画像を携帯で見る場合、今ひとつ画質がよくないというのが一般的でした。
しかしiPhoneでは、非常にクリアな状態で動画を見ることができます。
パソコン上で見ているのと同じような感覚です。
メール機能
iPhoneの電子メール機能は、非常にセットアップがわかりやすいという事で、好評のようです。iPhoneの優れた点は、フリーのメールアドレスを取得できる『Yahoo! Mail』や、AOL社のメールサービス『.Mac』、そして『Microsoft Exchange』へのアカウント接続が可能な事です。
よって、メールをするにしても、幅広い選択肢野中から選択が可能という事になります。
また、表示も非常にすっきりしています。
操作も指2本で行え、とても簡単なので、拡大や縮小をこれといった意識をせずにして行え、自分の見やすい方法でメールを見ることが可能です。
ただし、欠点もあります。
まず、メールは縦長でしか表示されません。
横長表示は不可です。
また、メッセージをスレッド毎にまとめたりするようなオプションはなく、表示は日付順のみです。
こういった点では、あまり融通の利く機能ではないようですね。
SMS
iPhoneにはたくさんのミニアプリケーションが搭載されていますが、その中の一つにSMSという物があります。このSMSとは、ふきだしを使って、漫画のような対話形式でのメッセージ表示ができる機能です。
iChatを使用したことがある人は、これとほとんど同じ仕様なので、すぐにピンと来るでしょう。
ただ、このSMSは、iChatのようなチャットペースでのメッセージ交換はできません。
それでも、従来のSMSと比較し、iPhoneのSMSは見やすく、使いやすいという利点があります。
ちなみに、このSMSというのは『ショート・メッセージ・サービス』の略です。
メールを送るほどの文章ではない場合に用いるのが一般的ですね。
このSMSのメッセージを送る場合も、メール機能と同じく、キーパッドがない分少々苦労します。
とはいえ、それほど長い文章を打つわけではないので、こちらに関してはオンラインのキーボードでもそれほど苦にはならないかもしれませんね。
スペック
iPhoneのスペックは、従来の携帯電話と比較し、かなり優れていると言えます。まず、OSはMac OS Xを採用しています。
アップル社の製品なので当然といえば当然でしょう。
ディスプレイは、マルチタッチ方式のカラー液晶で、解像度は320×480ドット(160ppi)。
サイズは3.5インチとなっています。
従来の携帯電話と比較しても、鮮明で大きな画面と言えます。
カメラの画素数は200万画素となっており、こちらはあまり特筆すべき数字にはなっていません。
本体のサイズは、L115mm × W60mm × D11.5mm、質量は135gとなっています。
かなりコンパクトな部類と言えるでしょう。
連続通話時間は8時間、連続待ち受け時間は250時間が目安となっています。
これはかなり長い部類で、一日トータルで2時間使う人でも、3~4日は持つ事になります。
通話がメインに人にはあまり向かない携帯電話といわれていますが、実際は決してそんなことはありません。